「ひこね街の駅・寺子屋力石」再興実行委員会では、半焼した「寺子屋力石」を再興と彦根のまちづくりの一層の発展をめざして「まちづくり結(ゆい)募金」の活動を行っています。
まちづくり結(ゆい)募金趣意書
彦根市河原二丁目(花しょうぶ通り商店街)にある「ひこね街の駅・寺子屋力石」は、250年の歴史をもつ町家で、彦根に現存する唯一の寺小屋として藩校と並ぶ教育史上重要な建物でありました。2005年には、NPO法人 彦根景観フォーラム が、現代の寺子屋・「人と情報の行き交う街の駅」として改修し、多くの人々にセミナーや交流の場として活用され、コミュニティ・ビジネスを生み出すなど、彦根の活性化に大きく貢献してきました。ところが、本年1月2日に寺子屋力石から出火し、母屋部分が全焼し、隣接の2店舗にも延焼後鎮火しました。出火場所は、寺子屋力石の台所付近でありますが、出火元は特定出来ないと彦根市消防本部より公式の発表がありました。
当日は、「LLPひこね街の駅」戦國丸のイベント準備を寺子屋力石でおこなっていたことは、事実でありLLPひこね街の駅は、責任を感じております。この度の火災に関しましては、多くの方々にご迷惑をおかけいたしましたこと、誠に遺憾であり、ここに陳謝いたします。
応急処置作業へのボランティア参加、あたたかい励ましのメールやお心のこもったお見舞いなど様々な応援を頂き感謝の言葉もありません。鎮火後、地主を含め多くの方々から再興をとの声が寄せられ、関係者はこの声に応えることこそ、責任を果たすことだと決意しました。
「NPO法人彦根景観フォーラム」、「LLPひこね街の駅」、「花しょうぶ通り商店街振興組合」ほか有志は、合同で「ひこね街の駅・寺子屋力石」再興実行委員会を組織するとともに最大限の資金の手当てをする所存です。また、多くの人々に参画いただく「結(ゆい)」方式で労力と資金をお願いすることにより再興を図るとともに、彦根のまちづくりの一層の発展をめざすこととしました。再興への道程はスタートについたばかりです。皆様のご支援・ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
2011年 春
「ひこね街の駅・寺子屋力石」再興実行委員会
委員長: 山崎一眞 (NPO法人彦根景観フォーラム理事長)
副委員長:柴田いづみ(NPO法人彦根景観フォーラム副理事長)
副委員長:武野貞嗣 (LLPひこね街の駅代表)
副委員長:小川睦博 (花しょうぶ通り商店街振興組合理事長)
- 1. 募金目標額
- 1,000万円(半焼した寺子屋部分の再興をします)
- 2. 募金募集期間
- 2011年6月末日(当面の目標期間)
- 3. 募金の名称
- まちづくり結(ゆい)募金
—「ひこね街の駅・寺子屋力石」再興プロジェクト — - 4. 募金口座
- 口座名「まちづくり結募金」
郵便局からの場合 口座 14620-22294441
その他の銀行からの場合 店番 468-2229444 - 5. 募金の口数
- 法人 一口 50,000円
個人 一口 10,000円 / 小口個人 一口 1,000円ご寄付いただいた方は、募金芳名録にお名前を記載させていただき、寺子屋力石にて閲覧を予定しています。
大口の寄付の方には、別途芳名板への記載も検討してまいります。 - 6. 再興計画
- 1月 ボランティアによるゴミ撤去・保存にかかる作業
2月 隣接建物解体工事
春~ プロとボランティアとの共同作業による半焼した寺子屋部分とそれに連続するファサードの再興 - 7. お問い合わせ
- ひこね街の駅 戦國丸
〒522-0083 彦根市河原3丁目4-36
TEL: 0749-27-5058